ネパール紀行 クマリ

NHKスペシャルアジア古都物語というドキュメンタリー番組で「女神と生きる天空の都~ネパール・カトマンズ~」という特集を見たのは、確か十数年程前だったと思う
その時の番組の印象がとても強くて、「クマリ」という言葉は私の中でずーっと息づいていた

ネパールには普段の生活の中に宗教、神様が取り込まれているけれど、世界でも類をみない生き神の風習がある
「クマリ」とは、ネパールで「生き神」として崇められる少女のことで、ネパール王国の守護神である女神の生まれ変わりとされている

クマリに選ばれるのは、血のけがれのない(初潮前)のネワール仏教徒のサキャ出身の少女に限られ、さらに、32ものきびしい条件をクリアした満月の日に生まれた3~5歳の少女から選ばれる
その少女が「初潮」を迎えその身体に宿る聖性が失われるときに、次のクマリへと引き継がれるのだという

クマリに選ばれた少女は両親のもとを離れ、生き神としてクマリ館に住み、日常では人々の病気の治療、願望を叶える祈願をする
一年に一度のインドラジャトラの大祭の三日間だけ、山車にのって町を巡行する以外は館から外に出ることは出来ない

知り合いのネパール人が、今日はクマリの館のあるダルバール広場で大祭があるよと、教えてくれたので早速行って広場の階段に腰を下ろして何があるのか待ってみる
写真の古い建物がクマリが住んでいる館

c0125464_19201945.jpg



山車がやってきた
乗っていたのは何と、「クマリ」!!!!
いやぁ~、興奮MAX !
本物のクマリが目の前に !
写真撮影に成功~!!!!!!

c0125464_1955221.jpg


ネパールでは、「クマリの聖女を見ると、幸せになれる」という言い伝えがあり、広場は、クマリをひと目見ようと、ネパール中から来た群衆であふれ、大勢の警官が警備にあたるという物々しい雰囲気
本当にたくさんのひと !
広場に入りきれない人たちが、外にもたくさん溢れてる

c0125464_2092230.jpg


現クマリは2008年に当時3歳で選ばれた、現在8歳の女の子
まだ遊びたい盛りのちいさなクマリを見ながら気の毒に思う反面、まだ幼い少女の威厳に満ちたオーラに鳥肌が立つほどの感動を覚え、これも引き寄せ力なのかと、クマリとの奇跡的な出逢いに感謝した夜でした
[PR]
by herb314 | 2013-10-24 21:05 | ネパール

お料理と旅ブログ★                


by herb314
カレンダー
S M T W T F S
1 2 3 4 5 6
7 8 9 10 11 12 13
14 15 16 17 18 19 20
21 22 23 24 25 26 27
28 29 30 31